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【症例】インプラントを用いて噛み合わせを安定
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2022/02/16 症例
治療内容 | インプラントを用いた包括治療・咬合再構成 |
---|---|
期間 | 12ヶ月 |
費用 |
ストローマンインプラント 220,000円(税込)×5本 GBR(骨造成)66,000円(税込) 前歯インプラント上部ブリッジ 451,000円(税込) 奥歯インプラント上部121,0003円(税込)×3本 ジルコニアクラウン 77,000円(税込)×5本 他被せ物 保険適応 |
治療前の状態・主訴
この症例の患者様の主訴は、上の前歯のブリッジが折れたとのことでした。
奥歯も割れているところがあり、前歯中心で食事をしていましたが、いよいよ厳しくなり来院されました。
写真では分かりづらいですが、上顎の正中(真ん中)でブリッジの金属フレームが折れていました。
治療詳細
今回のケースでは奥歯の噛み合わせが不安定なために、全顎的に崩れていく咬合崩壊を、審美的・機能的に最適な状態にする咬合再構成治療を行いました。
なぜ崩壊に至ったのかを考え、長期的に安定する噛み合わせが得られる治療計画を立案する必要があります。
治療計画は最終的なゴール(トップ)を設定し、そこから逆算(ダウン)するトップダウンで決めていきます。
建築と同じで、最初に図面を作り予算を決め、日程を組んで工事に入るといった感じです。
最終ゴールとして上下12本ずつ、合計24本での噛み合わせを作ります。
欠損補綴は下顎の奥歯・右上前歯はインプラント、左上前歯はブリッジで対応します。
治療の流れは下記のとおりです。
・まず仮歯を入れ食事ができる状態を維持しつつ、保存できない歯は抜歯します。
・抜歯した部位の歯肉が安定したらインプラントを埋入していきます。
・2か月後、インプラントに仮歯を入れます。
・3か月間仮歯で生活してもらい、噛み合わせにずれがないことを確認して最終補綴へ。
・マウスピースを入れて終了。
治療後の様子
治療前に患者様は入れ歯を覚悟されておりました。
そのため、インプラントを使い固定式で治療することができたので非常に喜んでおられました。
インプラントの部位は、不安なく食事をすることができるとおっしゃっていました。
また、見た目の自然な仕上がりに満足されていました。
主な副作用・リスク
・インプラントは保険適用外の治療となります
・治療中の口腔内の変化により、治療計画、治療のゴールが変わることがあります
・被せ物を入れた時点からメンテナンスを始めていただきます
※ご自身のセルフケアはもちろんのこと、歯科医院でのプロケアは必須です。特に噛み合わせのチェックは重要です
噛み合わせを再構築。ゴールを見据えた包括的な治療を行います
今回の症例が咬合崩壊に至ったのは、下顎の奥歯の喪失が原因でした。
奥歯での噛み合わせの維持が無くなりそれを放置した結果、前歯の負担が増加し、全顎的に壊れてしまいました。
そのため、しっかりと奥歯で噛み合わせを受け止められる治療計画が必要でした。
下顎の奥歯にインプラントを用いた治療計画の立案は、上記で記載したようにトップダウンで行います。
最終ゴールを先に提示することで、ゴールに最短で向かう治療計画がたてられ、不必要な治療はなくなります。また、患者様は最終形態をイメージしやすく、治療に対するモチベーションが取りやすいというメリットがあります。
とはいえ咬合再構成の治療は、インプラント、ブリッジ、入れ歯、根管治療、歯周病治療、矯正治療など、あらゆる分野を取り入れた包括的な治療です。
噛み合わせを変更することが多く、治療期間が長くなる可能性もありますが、しっかりと通院していただければよい結果が得られると思います。
馬車道アイランドタワー歯科では患者様のお口の中を細かく検査し、ご希望をお聞きした上で治療計画を提示させていただいております。
相談、セカンドオピニオンも受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
馬車道アイランドタワー歯科 院長鈴木
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