新着情報
【症例】再生療法を用いたインプラント治療
カテゴリ
月別アーカイブ
- 2025年12月
- 2025年11月
- 2025年10月
- 2025年09月
- 2025年08月
- 2025年07月
- 2025年06月
- 2025年05月
- 2025年04月
- 2025年03月
- 2025年02月
- 2025年01月
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年09月
- 2024年08月
- 2024年07月
- 2024年06月
- 2024年05月
- 2024年04月
- 2024年03月
- 2024年02月
- 2024年01月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年09月
- 2023年08月
- 2023年07月
- 2023年06月
- 2023年05月
- 2023年04月
- 2023年03月
- 2023年02月
- 2023年01月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年09月
- 2022年08月
- 2022年07月
- 2022年06月
- 2022年05月
- 2022年04月
- 2022年03月
- 2022年02月
- 2022年01月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年09月
- 2021年08月
- 2021年07月
- 2021年06月
- 2021年05月
- 2021年04月
- 2021年03月
2025/12/27 症例
| 治療内容 | 再生療法・インプラント治療 |
|---|---|
| 期間 | 1年2か月 |
| 治療回数 | 17回 |
| 費用 |
ストローマンインプラント 240,000円 (税込) インプラント上部 143,000円 (税込) GBR 55,000円 (税込) 再生療法 55,000円 (税込) |
治療前の状態・主訴
今回の患者様は50代の男性の方です。
他院にて左下6番目の歯が歯周病のため抜歯が必要と診断されましたが、抜歯後の治療としてインプラントを検討されており、ご相談のため来院されました。
左下6番目の口腔内所見では、歯茎が赤く腫れ、歯は少し動揺がありました。
レントゲン所見では歯根破折を起こしており、歯根の周りの骨が大きく無くなっていて抜歯が必要でした。
また歯を支える骨が無くなっていたので、1本前の5番目の歯もぐらぐらしている状態でした。

治療詳細
まず左下6番目を抜歯する前に抜歯後の治療計画を立てます。
今回は骨吸収が大きいため、抜歯後に骨造成(GBR)を行い、骨を作ってからインプラントを埋入するステージドアプローチを選択しました。
また、骨吸収が5番目の歯にまで及んでいるので、GBRと同時にエムドゲインを用いた再生療法を行うこととしました。
通常のインプラントの術式は抜歯後約3~4か月待ってからインプラントを埋入していきます。
ステージドアプローチは①抜歯②GBR③インプラントに分けて治療を進めていくので時間はかかりますが、十分にできあがった骨に確実にインプラントを埋入することができます。
①左下6番目の破折歯を抜歯していきます。
抜歯後しっかりと肉芽を掻把します。
②4か月後GBRと同時に再生療法を行います。

GBR前

GBR後

GBR前

GBR後
③6か月後にインプラントを埋入します。
④3か月後にインプラントの上部構造作製し、装着します。
治療後の様子
現在上部構造装着後1年経過していますが、自分の歯のように咬めるとのことです。
また、再生療法により5番目の支持骨ができたので歯のぐらぐらはなくなっています。
患者様は他院でインプラントは難しいと言われていたため、今回のインプラントには非常に満足されていました。

主な副作用・リスク
・予後を完全に保証するものではありません
・自由診療での治療となります
・食いしばりの強い方はナイトガードが必要になります
・インプラントは適切なケアを怠ると歯周病になることがあります
ご自身でのセルフケアとクリニックによる定期的なメンテナンスを受けましょう。
骨が足りなくても諦めないインプラント治療
今回の患者様は、抜歯後の治療としてインプラントを希望されていましたが、前医では「インプラントは断られた」とお話しされていました。
今回、ここまで大きく骨吸収が進行してようやく歯がぐらぐらすることを自覚されたとのことで、驚きとともに定期的な歯科検診の大切さも実感されていました。
実際、歯根破折による骨吸収は非常に大きく、恐らく数年前から歯根にひび(クラック)が入っていたものと推測されます。
治療計画としては、当初よりステージドアプローチで進める予定でしたが、抜歯後4か月で骨の回復が良ければ、GBRと同時にインプラントも視野に入れていました。
しかし、CTを撮影して治癒を確認したところ、大きく骨欠損が認められたため当初の予定通り、段階を経てインプラントを埋入していくこととなりました。
GBR施術時には手前5番目の支持骨が無かったため、同時にエムドゲインを用いた再生療法も行い、その後は骨が十分にできたら通常通りインプラントを埋入し、上部構造を作製していきました。
また、今回の再生療法ではエムドゲインを使用しました。
エムドゲインは豚の歯の元となる組織から抽出されたタンパク質が主成分で、歯周組織の再生を促します。
適応症例は限られますが、インプラントのような外科治療と同時に処置することも可能です。
他院でインプラントが断られるような骨がない状態でも、場合によってはインプラントは可能です。
ステージドアプローチのような方法で治療期間がかかることがありますが、丁寧に骨を造ってあげることで、その後のインプラントの長期安定に繋がります。
インプラントを検討されている方、骨がなくインプラントができないと諦めている方はお気軽にご相談ください。
スタッフ一同心よりお待ちしております。
馬車道アイランドタワー歯科 院長 鈴木
こちらもご参照ください。

